年間行事
すべては子どもたちの心の財産に
出会いにときめく春、成長と冒険の夏、自然に親しむ秋、表現と創造の冬。
四季折々の自然と共に学校生活を彩る年間行事は子どもたちにとって大切な時間です。
入学式では、ちょっぴりドキドキの新入生。上級生のお祝いの言葉と記念のペンダントを胸に、今日から森村っ子の仲間入りです。
瑞々しい新緑の中での運動会。ひとつひとつの競技に熱中し、友だちを応援することで、クラスの絆も強まります。
「運動会で、いっしょのチームになった友だちと力を合わせてがんばるのが、とてもすきです。ぼくがあんまりうまくできなくても、友だちがたすけてくれると力がでてくるかんじがします。勝てばもちろんうれしいけれど、負けてもかなしくありません」
皆が楽しみにしている遠足。春の野山を元気に歩き、太陽の下で手作りのお弁当を味わいます。
待ちに待った夏の林間学校。家族と離れ、友達と過ごします。様々な体験を通してひと回り大きく成長します。
「友だちと先生とだけで過ごす林間学校は、普段できない貴重な体験ができてとても楽しいです。4年生の時は少し緊張しましたが、5・6年生の時は待ちきれないほどでした。みんなで作ったカレーや豚汁、苦労した山登り、星空の下でのキャンプファイヤーは最高の思い出です」
学年別の合唱・合奏やクラブの演奏などが行われる音楽会(みなとみらいホール)。一生懸命つくった作品が並ぶ展覧会。
二大行事がある二学期は、一人ひとりの表現力が輝きます。
5年生、6年生が冬の蔵王へ。自然やそこに住む人々の暮らしを学ぶと共に、思いきりスキーを楽しみます。
「家族でスキーに行く時は楽しむだけだったけど、あらためて基本の姿勢から学び、より高度な技術を身につけて、初めてスキーの本当の面白さを知った気がします。雪深い土地に住む人たちから自然の厳しさやそれと闘う工夫を聞き、生きることの素晴らしさを感じました」
ついに6年生が初等部を巣立っていく卒業式。先生や友だちとのたくさんの思い出を胸に、「正直・親切・勤勉」の校訓を大きな心の支えにして、中学校へと羽ばたきます。